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大学Chapter 3315

一般相対性理論の基礎

重力は力でなく時空の曲がりだ。アインシュタイン方程式・測地線・ブラックホール——現代宇宙論の基盤を学ぶ。

#一般相対性理論#アインシュタイン方程式#時空の曲率#測地線#ブラックホール#重力波

「重力は力ではない」という革命

ニュートン重力は「離れた物体間に働く力」。

アインシュタインは示した:重力は時空の幾何学的曲がりだ。

📜アインシュタイン(1915年)

10年間の苦闘の末、一般相対性理論を完成。等価原理→リーマン幾何学→アインシュタイン方程式という論理の流れ。「私の人生最高の思考」と評した。

等価原理

弱い等価原理と強い等価原理

弱い等価原理:慣性質量 mim_i = 重力質量 mgm_g(実験精度 101410^{-14} で確認)

強い等価原理:重力場の局所的な領域では特殊相対論が成立する

自由落下する観測者から見ると重力が消える——これが「等価」の意味。

測地線:時空の最短経路

時空の中で物体は測地線を進む:

測地線方程式

d2xμdτ2+Γαβμdxαdτdxβdτ=0\frac{d^2 x^\mu}{d\tau^2} + \Gamma^\mu_{\alpha\beta}\frac{dx^\alpha}{d\tau}\frac{dx^\beta}{d\tau} = 0

Γαβμ\Gamma^\mu_{\alpha\beta}:クリストッフェル記号(時空の曲率の情報)

重力による「落下」は、曲がった時空での直線運動。

アインシュタイン方程式

アインシュタイン方程式

Gμν+Λgμν=8πGc4TμνG_{\mu\nu} + \Lambda g_{\mu\nu} = \frac{8\pi G}{c^4} T_{\mu\nu}

  • GμνG_{\mu\nu}:アインシュタインテンソル(時空の曲率)
  • Λ\Lambda:宇宙定数
  • TμνT_{\mu\nu}:エネルギー運動量テンソル(物質・エネルギーの分布)

「物質が時空を曲げ、時空が物質の運動を決める」

シュワルツシルト解

球対称の質量Mがある場合の厳密解:

シュワルツシルト計量

ds2=(1rsr)c2dt2+(1rsr)1dr2+r2dΩ2ds^2 = -\left(1 - \frac{r_s}{r}\right)c^2 dt^2 + \left(1-\frac{r_s}{r}\right)^{-1}dr^2 + r^2 d\Omega^2

シュワルツシルト半径:rs=2GMc2r_s = \frac{2GM}{c^2}

r=rsr = r_s(事象の地平面)の内側は情報が外に出られない = ブラックホール

📝重力による時間の遅れ

GPS衛星は地上より弱い重力場にあり、1日に 45 μs 速く進む。これを補正しないと測位誤差が 10 km/day になる。

🌍重力波・ブラックホール撮影

2015年LIGO がブラックホール合体からの重力波を初検出。2019年EHTがM87銀河のブラックホールを直接撮影。いずれも一般相対論の予言通り。

// quiz

確認問題

Q1.等価原理とは何か?

Q2.光が重力場で曲がる理由を一般相対論の観点から説明すると?

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場の量子論入門

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