高校発展Chapter 16約8分
弦と気柱の振動
両端が固定されていれば弦、片端が閉じていれば閉管。それぞれで使える波長が決まる。
#定常波#弦#気柱#固有振動#倍音
つまり「端の条件で使える波長が決まる」
固定端(弦の端・閉管の閉じた端)= 節(振動しない)
自由端(開管の開いた端)= 腹(最大振動)
この条件を満たす波長だけが生き残る(定常波)。
弦の振動(両端固定)
n=1:基本振動(λ=2L)
n=2:2倍振動(λ=L)…
開管(両端開放)
弦と同じ式。全部の倍音が出る。
閉管(片端閉)
奇数倍音のみ出る。
基本振動数は開管の半分。
計算例
長さ0.80mの開管、音速340m/s の基本振動数は?
💡豆知識
ギターの12フレットは「ちょうどオクターブ上」の音になる。弦を半分の長さにすると振動数が2倍(= 1オクターブ上)になる。これは弦の公式 f = nv/2L から直接導ける。バッハが作曲した時代には、この「弦を半分にするとオクターブ上」という関係は経験則として知られていたが、数学的に証明されたのはずっと後だ。
⚠よく間違えるところ
閉管(片端閉)では奇数倍音のみが出る。基本振動(n=1)、3倍音(n=2)、5倍音(n=3)...という具合だ。クラリネットが「クリアで丸みのある音色」なのは、奇数倍音のみが含まれるためだと言われている。偶数倍音も含むフルート(開管)とは音色が異なる理由だ。
✓重要ポイント
まとめ
- 弦・開管:f = nv/2L(全倍音)
- 閉管:f = (2n-1)v/4L(奇数倍音のみ)
- 閉管の基本振動数 = 開管の1/2
まとめ
- 弦・開管:f = nv/2L(全倍音)
- 閉管:f = (2n-1)v/4L(奇数倍音のみ)
- 閉管の基本振動数 = 開管の1/2
// quiz
確認問題
Q1.両端固定の弦の基本振動の波長とLの関係は?
Q2.閉管(片端閉)の基本振動はどれか?
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