31/41高分子化合物(合成高分子)
HOME/化学/高分子化合物(合成高分子)
高校発展Chapter 3110

高分子化合物(合成高分子)

モノマーが並んでポリマーになる。付加重合と縮合重合の違いを押さえれば全部わかる。

#高分子#付加重合#縮合重合#プラスチック#合成繊維

つまり「小さい分子が繰り返し連なった大きい分子」

モノマー(単量体)が重合してポリマー(重合体)になる。


付加重合

C=C 二重結合が開いて次々と結合する。

ポリマーモノマー用途
ポリエチレン(PE)エチレン袋・容器
ポリプロピレン(PP)プロピレン食器・繊維
ポリ塩化ビニル(PVC)塩化ビニル配管・床材
ポリスチレン(PS)スチレン発泡スチロール

縮合重合

小分子(H₂Oなど)が抜けながら結合する。

ポリマー結合原料
ナイロンアミド結合ジアミン+ジカルボン酸
ポリエステル(PET)エステル結合ジオール+ジカルボン酸

熱可塑性 vs 熱硬化性

種類加熱すると
熱可塑性軟らかくなる(再成形可能)PE・PVC・PS
熱硬化性硬化(再成形不可)フェノール樹脂・エポキシ

熱硬化性は一度固まったら元に戻らない。


💡豆知識

PET ボトルのPETは「ポリエチレンテレフタレート」の略で、縮合重合で作られるポリエステルだ。現在、毎年約3000億本のPETボトルが消費されているが、リサイクル率はまだ低い。最近の研究では、PETを分解する酵素(PETase)が発見され、プラスチック問題の解決策として注目されている。

よく間違えるところ

熱可塑性と熱硬化性の区別:熱可塑性(PE・PVC・PS)は加熱すると軟らかくなり再成形できる。熱硬化性(フェノール樹脂・エポキシ)は一度固まると再成形不可。身近なものでは「電子レンジで使えるプラスチック容器(熱可塑性)」と「フライパンのコーティング(熱硬化性)」の違いでもある。

重要ポイント

まとめ

  • 付加重合:C=C が開いて繰り返す
  • 縮合重合:小分子が抜けながら結合
  • 熱可塑性:再成形可、熱硬化性:不可
  • PET(ペットボトル)はポリエステル = 縮合重合

まとめ

  • 付加重合:C=Cが開いて繰り返す
  • 縮合重合:小分子が抜けながら結合
  • 熱可塑性:再成形可、熱硬化性:不可
  • PET(ペットボトル)はポリエステル = 縮合重合

// quiz

確認問題

Q1.ポリエチレンの製造に使われる重合はどれか?

Q2.ナイロン66の合成に使われる反応はどれか?

Next Up — Chapter 32

化学熱力学

次のチャプターで学習を続けましょう

次のチャプターへ →