高校発展Chapter 31約10分
高分子化合物(合成高分子)
モノマーが並んでポリマーになる。付加重合と縮合重合の違いを押さえれば全部わかる。
#高分子#付加重合#縮合重合#プラスチック#合成繊維
つまり「小さい分子が繰り返し連なった大きい分子」
モノマー(単量体)が重合してポリマー(重合体)になる。
付加重合
C=C 二重結合が開いて次々と結合する。
| ポリマー | モノマー | 用途 |
|---|---|---|
| ポリエチレン(PE) | エチレン | 袋・容器 |
| ポリプロピレン(PP) | プロピレン | 食器・繊維 |
| ポリ塩化ビニル(PVC) | 塩化ビニル | 配管・床材 |
| ポリスチレン(PS) | スチレン | 発泡スチロール |
縮合重合
小分子(H₂Oなど)が抜けながら結合する。
| ポリマー | 結合 | 原料 |
|---|---|---|
| ナイロン | アミド結合 | ジアミン+ジカルボン酸 |
| ポリエステル(PET) | エステル結合 | ジオール+ジカルボン酸 |
熱可塑性 vs 熱硬化性
| 種類 | 加熱すると | 例 |
|---|---|---|
| 熱可塑性 | 軟らかくなる(再成形可能) | PE・PVC・PS |
| 熱硬化性 | 硬化(再成形不可) | フェノール樹脂・エポキシ |
熱硬化性は一度固まったら元に戻らない。
💡豆知識
PET ボトルのPETは「ポリエチレンテレフタレート」の略で、縮合重合で作られるポリエステルだ。現在、毎年約3000億本のPETボトルが消費されているが、リサイクル率はまだ低い。最近の研究では、PETを分解する酵素(PETase)が発見され、プラスチック問題の解決策として注目されている。
⚠よく間違えるところ
熱可塑性と熱硬化性の区別:熱可塑性(PE・PVC・PS)は加熱すると軟らかくなり再成形できる。熱硬化性(フェノール樹脂・エポキシ)は一度固まると再成形不可。身近なものでは「電子レンジで使えるプラスチック容器(熱可塑性)」と「フライパンのコーティング(熱硬化性)」の違いでもある。
✓重要ポイント
まとめ
- 付加重合:C=C が開いて繰り返す
- 縮合重合:小分子が抜けながら結合
- 熱可塑性:再成形可、熱硬化性:不可
- PET(ペットボトル)はポリエステル = 縮合重合
まとめ
- 付加重合:C=Cが開いて繰り返す
- 縮合重合:小分子が抜けながら結合
- 熱可塑性:再成形可、熱硬化性:不可
- PET(ペットボトル)はポリエステル = 縮合重合
// quiz
確認問題
Q1.ポリエチレンの製造に使われる重合はどれか?
Q2.ナイロン66の合成に使われる反応はどれか?
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