高校基礎Chapter 25約9分
中和滴定
未知の濃度を求める実験。「酸のmol = 塩基のmol」が中和点の条件。
#中和滴定#指示薬#滴定曲線#酸塩基
つまり「酸のmol = 塩基のmolになった点を見つける」実験
- a, b = 酸・塩基の価数(何個H⁺/OH⁻を出すか)
指示薬の選び方
| 組み合わせ | 中和点pH | 使う指示薬 |
|---|---|---|
| 強酸 + 強塩基 | = 7 | どちらでも可 |
| 弱酸 + 強塩基 | > 7 | フェノールフタレイン |
| 強酸 + 弱塩基 | < 7 | メチルオレンジ |
「弱い方の性質が残る」と覚える。
計算例
問1 0.10 mol/L の酢酸20mL を 0.10 mol/L のNaOHで中和。必要なNaOH体積は?
問2 H₂SO₄(2価)10mL を 0.20 mol/L NaOH 25mL で中和。H₂SO₄の濃度は?
💡豆知識
血液ガス分析という検査では、患者の血液を採取してpHや CO₂/O₂ の濃度を測定する。ICUや手術室では常にこのデータを監視しており、異常があれば即座に対処する。この精密な酸塩基管理が近代医療を支えている。
⚠よく間違えるところ
指示薬の選択ミスが最頻出:弱酸×強塩基の中和点は pH > 7 なので、フェノールフタレイン(変色 pH 8〜10)を使う。強酸×弱塩基の中和点は pH < 7 なので、メチルオレンジ(変色 pH 3〜4)を使う。強酸×強塩基は pH = 7 なので、どちらでも使える。指示薬の変色pH が中和点pH をカバーしていないと正確に測定できない。
✓重要ポイント
まとめ
- 中和式:caVa × a = cbVb × b
- 弱酸×強塩基:フェノールフタレイン(pH8〜10)
- 強酸×弱塩基:メチルオレンジ(pH3〜4)
- 中和点のpH≠7(組み合わせによる)
まとめ
- 中和:caVa × a = cbVb × b
- 指示薬は中和点pHに合わせて選ぶ
- ビュレットで0.01mL単位まで読む
// quiz
確認問題
Q1.強酸と強塩基の中和点pHはいくらか?
Q2.弱酸×強塩基の滴定に使う指示薬はどれか?
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